このマシンは一体!?過去最高峰クラスの超絶カスタム


これまでメーカーの思惑を超えるような様々なカスタムをして楽しんでおられる方を見てきました。


先日ご一緒させていただいたメカの天才さんもまたそのひとり。そのメカ天才さんが自分よりさらに凄いカスタムをしている方がいらしているとのことでご紹介いただきました。

そして見せていただいたのがこのマシン。


パッと見このマシンが何かわかるという方いらしゃいますかね?





お話を伺った所なんとyokomo BD8。

私もBD8は所有しておりますがまったくの別物。判別がつきませんでした。



センターに配置されたモーター。ms1.0のAアームとただならぬ雰囲気を醸し出すこのマシンもまた原型を一切留めていない超絶カスタム。

個人のカスタムでここまで仕上げるとは信じられません。異次元のカスタムと言えるでしょう。






アッパーデッキ及びバルクは自作されたとのこと。


そして驚くべきことにアッパーデッキはホームセンター等で売られている普通の糸鋸で切り出して制作。

それでいてこの完成度。


バルクは3Dプリンターを使い制作。設計にあたって必要なものをお伺いしたところCADの知識さえあればなんとかなると教えていただきました。





モーター位置の変更に伴いアルミのロアデッキにも新たに穴をあける必要がありますがここはプロツールが必要のようです。

メンテナンスの最中に見せていただいたのでサーボ及びサーボ関連のパーツが取り外されていますがそれ以外にもまだご紹介しきれていない箇所もあるかと思います。


何年か前にyokomoのセールで売られていたBD8を購入してカスタムして楽しんでいたらこういう形なったとおっしゃっていましたが、そのお姿を拝見できて私自身幸運だと思いました。


レースで勝利するそしてその舞台が全日本、国際レースと発展していきその頂点に立つ。

ビルドの世界でも仮にそのようなステップアップの図があるとするならばこのカスタムは最高峰付近に位置するのではないかと個人的には感じました。


今の自分には到底真似することはできませんがRCの楽しみ方の可能性、

そしてその深さは一生かかっても楽しみ切れないくらいの素晴らしいものだということを教えていただいたように思います。


どうもありがとうございました。




おまけ

このマシンのオーナーさん所有のKOのスティックタイプのプロポ。

はじめて実物を見かけましたはかっこいいのでこちらも記録させていただきました。





8年前くらいのモデルだそうですがそろそろ新しいものにしたいとおっしゃっていました。

すると…

現行のホイラーを買ってきてカスタムしスティックにしちゃおうかと考えていたとのお話をしていただきましいた。



この領域で楽しんでおられる方はその発想になるのですね。



そのプランは諸事情によりストップしているようですがこのオーナーさんの根気や技術力を勘案すると実現もさほど難しくないのではないかと思います。