いつもお世話になっている海外でRC活動されているメカの天才さんからまたお便りいただきました。
最近は新たなるマシンを手に入れてカスタムして楽しんでおられるとのこと。
そのマシンとはSNRCのR3というマシン。
はじめて耳にしたマシンですが、どうやら中華系のシャーシのようで日本だと広坂パパさんのサイトで取り扱いがあるようです。
メカの天才さんはR3をベースにされたとのことですが現行モデルはR3-G。
ツーリングのハイエンドマシンの価格が税込みで10万円を超えるということも珍しくなくなってきた昨今。そういった状況の中でR3-Gは21.000円(税込)、フルオプ仕様のR3-G PROでも36000円(税込)という激安価格。
R3は等身ベルトのオーソドックスなマシンとのことですが、一般には流通していないR3用のFWDコンバージョンキットを用いてさらにそれを4WD化。
等長ベルトがリアミッドだとすると、区別する為にフロンドミッドレイアウトを略して『FMID』と自ら命名したとのことです。
新たなる領域まで作ってしまうとは……
天才ともなると根本の発想がそもそも違うということを知らしめる想定外のカスタムです。
4WD化するにあたってリヤのバッテリーホルダーを自作、ベルトを業者にカットしただけとのことで今回は発想が大部分をしめるカスタムのようですね。
ちなみにリアベルトは459というマニアックなサイズ(実はHPIのPRO3フロントベルトと同じ)
また、R3用のFWDコンバージョンキットの一般には流通しておらずFacebookの友人を通して購入されたそうです。
キットを買わず、必要な部品のみ購入。プーリー、サスアーム系は全てXRAYに変更するも総額3万円位で完成したというこのFMIDマシン。
一瞬見た目はFWDマシンにしか見えないですが、よくよく見ると4WDという突っ込み所が有る仕上がり笑
気になる走りの方はリアトーを2.5度からスタートするも曲がりが足りないので、最終的にリアトーを1度したところ良い感じになり直線伸びるし、曲がるし、前車輪で引っ張るので思ったよりも安定していたとの自己評価。
またラジコンのお仲間に操作してもらったところ楽に走るとのことで現在そのお仲間のために2台目を制作中とのことです。
SNRCはタイでは結構売れているようで「タミヤ車をちゃんと作れる人であれば、良く走るマシンに出来ると思います」とのコメントを添えていただきました。
聞きなれないマシンのFWDコンバージョンキットを独自カスタムで4WD化という想定外のカスタム。
今回も大変勉強になりましたが最後にメカの天才さんの所有マシンがその天才っぷりを物語っているように思えましたのでご紹介して締めさせていただきたいと思います。
BD7 2016シングルベルト
BD7 FFコンバージョン
TA05-MKZ
XRAYT4-FWD ARROWMAX
SNRC-FMID
TB04-EXOTEK
メカの天才さんいつもありがとうございます!!
