タミグラ横浜赤レンガ大会に参加してきました




先日、横浜の赤レンガ倉庫広場で開催されましたタミヤグランプリに参加してきました。

朝から天気はよく最低気温は5度以下とちょっと寒い感じでしたが昼間には日が差しポカポカ。絶好のラジコン日和となりました。




86&BRZボディ15.5Tモーター指定のツーリングクラスにエントリー。

マシンはTRF Evo7での出場です。



コロナ以降、レースはおろかサーキットで走行することもままならぬ状態が続いていましたのでこうしてレースに参加できることが感慨深く…




感傷に浸るのはさておき。

この赤レンガの路面は低グリップで有名なので以前はそれを見越し大幅にセッティングを変えて臨みましたが今回は普段のままでどんな状態になるか試すべくセッティングは変えておりません。




練習走行では前評どおりのツルツル路面。

ただコースにとどまっていられない程悪くはなく、周りも同じような感じでしたのでセッティングは大幅に変える必要はないと判断しました。




とはいえもう少しグリップ感がほしいのでフロントとリア両方のバルク側のアッパーアームの付け根にそれぞれ1mmずつスペーサーを追加して予選1回目に臨みました。




結果は7周を2:00.504。トップの方は9周を2:08.306ですのでだいぶ差があります。

グリップ感もまだ足りず曲がりも甘いので、アッパーアーム下のスペーサーを更に追加。


最終的にF2.5mm R2.0mmになってました。

車高も合わせてF5.5mm R5.5mm → F6.5mm R6.5mm に変更。これで予選2回目に臨みます。




日が差して気温も路面温度もだいぶ上がってきましたので期待が持てます。


スタートしてみると予選1とは別ものの挙動。

楽しく周回できる感じです!


しかし、やはり路面が上がってきたので周りも軒並みタイムを上げてらっしゃいました。

結果は8周を2:07.840と予選1よりタイムは上がりましたが上位タイムには届かず…





決勝はCメイン9位からのスタートです。

マシンは申し分ない感じになりましたので決勝ではセッティングの変更はせずスタート。


路面もかなり上がってきましたのでコーナもぐいぐい曲がっていきます。

制御できるギリギリの状態になってましたね。


Evo7はギヤ比が少し不利なのでストレートでは後続の車に追いつかれますがインフィールドで挽回。

結果Cメイン2位ゴール。納得いくマシンの状態でレースを終えることができました。



ロールセンターを上げた状態で低グリップ路面を走るとどうなるのか知りたかったのですが結果としては問題なかったと思います。

上位に食い込んでいくにはプラスアルファの何かが必要になりそうですが戦略としてはここではグリップをかなり上げて予選1からスタート徐々にグリップを落としていくような感じが良さそうに思えました。



タイヤはカーペット用のCタイヤがグリップし、旧ロットのCタイヤを履いている方が多く見受けられましたがAメイン進出の友人は新ロットのC2タイヤでしたので問題はないかと。

インナーは自分はモールドミディアムで終始走りましたが、ソフトやスポンジをチョイスされている方もいらっしゃいました。

信頼できる古くからの友人に話を聞くとインナーを柔らかくしていくとタイヤが埃を拾った後がんばってくれて少し差が出るとのことでした。



あとTRF420ユーザーでもダンパーがSSBBではなくロングダンパーを使用されている方が何人かいらっしゃたのが印象的。いかにしてグリップを稼ぐか各々試行錯誤されているのが垣間見え非常に勉強になりました!



ロールセンターを上げてグリップを稼ぐのとロールさせてグリップを稼ぐ方法を比較するとロールさせたほうが分があるような気がしていますが自分はロールセンターを上げた車のほうが運転しやすく好きですなのでこの方向でしばらく研究したいと思います。




1日こうしてまたラジコンのレースを楽しめる日が迎えられて感無量。
参加された皆様、運営のタミヤスタッフさん、見に来てくれたお客さん、写真を撮ってくれた友人達、感謝の気持ちでいっぱいです。
どうもありがとうございました。