徹底解析!!これがZENサーキット11秒台の走りだ

先日記事にしたZENサーキットのオーナーさんが僕のマシンをドライブして11秒台を叩きだした時の走りを徹底解析いたしました。



上記の赤い四角で囲んだ部分のタイムの走りの映像になります。

映像を見ていくつかの発見がありましたのでチェックしてみたいと思います。

【1.ストレート】
意外と膨らんでいない。
僕はストレードエンド侵入の角度を緩くするためにストレートの壁近くまで弧を描くような感じで膨らませていましたが、ストレートは膨らませすぎなくとも進入角度は確保できるのでオーバーラン的な無駄になっていたのかもしれません。


【2.中ストレート入り口】
逆にここは少し膨らんで車速を落とさない。
僕はここをインベタを意識するあまり失速しているように感じました。


【3.中ストレートエンド】
ここは以前、記事にしたとおり口頭でもアドバイスいただきましたが、そもそものラインが違うしステアリングを切るタイミングも1テンポ遅かったようです…


【4.ダブルヘアピン入り口】
180度旋回のコーナーなのでしっかりブレーキをかけたいところですが、車は止まってはいないように見受けられます。

もちろんブレーキは必須ですが「曲がる!!」と認識した時点で次のアクション、すなわちもう握りはじめているということなんではないでしょうか。


【12.0と11.7の違い】
ズバリ握ってる時間が長い。

オーナーさん自身もおっしゃってましたがタイムを出す時はがんばると。

具体的に言いますと「ブレーキを限界まで遅らせてより速く握りだす」。

言葉にすると簡単そうですがブレーキのタイミングが遅れればオーバーランしてしまいますし、握り出しも気を使わないとタイヤが空転したり、挙動が乱れたり…

よりベストなライン上でその操作しないとなりませんし、尚且つそれをコンマの世界で処理する。難儀です。

頭で考えるより感覚で掴むほかはないような気がしますね…




ZENサーキットに通い出してから早二年。2年かかっても11秒台のタイムは記録出来ず…

現在自己ベストは12秒フラットとあと少し!!!…ですがそのあと少しが中々でません。藁をもすがる思いで今回の解析をいたしました。


ZENサーキットにパッと来ていきなり11秒台のタイムを出すということはよほどの玄人か天才だと思います…… でもほんとにそういう方がたまにいらっしゃるんですよね~汗

どんなもんかよかったらぜひチャレンジしてみて下さい♪

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ご協力
ドライバー ZENサーキットオーナーさん
撮影 スタワン9秒台の常連さん
ありがとうございました!!