毎週のようにサーキットに通っていたころはわりと手間だったダンパーメンテですがコロナの影響でサーキットに行く回数が激減した今となってはその億劫だった作業すらも愛おしく思えます。
感傷に浸るのはさておきダンパーをばらしてみるとシリンダー下部のOリングのところに0.1mmのシムが入っているではありませんか。
挿入した記憶のないこのシムですがおそらく耐油性の高いハイグレードをOリングを潰すことによってシール性を向上させているのだと思います。
以前マシンを見てもらった際にエキスパートの方にやってもらったような記憶が薄っすらあるようなないような…
とにかくこのマシンのダンパーは久々のメンテになりますのでしっかりと執り行いたいと思います。
といっても難しいことはございません。まずは毎度お世話になっているkawadaのシャカシャカ君大にばらしたダンパーとクリーナーをいれてその名のとおりシャカシャカ振ります。
するとこのように古い油分や汚れが剥離いたしますのでこれで洗浄は完了。
oリングにはオイルシールグリスを塗り組み込むのですがこのへんは周知のとおりですので今回は端折らせていただきます。
そして、以前購入したRC-MISSION製のツーリング用ショック長調整ツールでダンパーシャフトエンドの長さを調整、ダンパー長をセッティングします。
旧型のシャーシになりますのでF9.0mm R9.5mmに合せましたが最新のマシンのタミヤで言う所のSSBB的ダンパーはこんなに長くすることはもはやないかと思います。
ダイヤフラムも新品に交換。これで準備は整いました!
実際にダンパーオイルを入れるのはなるべく走行する直前にすると「活きがいい」ダンパーになるという持論の方が多いかと思います。
僕もそうでありますが時間的余裕を考慮すると当日できない場合もあるかと思います。
その場合はせめて前日。それまではこの状態で待機したいと思います。