これが手に合ったセッティングということなのか!?

 

前回ZENに行った時にスタワン9秒台の常連さんにもっとマシンが曲がってこないとZENではタイムが出ないよとのアドバイスをいただいたので、今回は自分なりに曲げていきました。

といっても変更したのはキャンバーのみ。

F1.5 R2.0→F2.0 R2.5にいたしました。

変更するのはフロントだけでもよかったのですが、先週の記事でお伝えしたとおり現在頭の中がバランスが大事なのでは!?という考えなのでリヤも変更してテストしてみました。

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前後のグリップバランスという感覚が芽生えてきました

早速コースインしてみると…

おおお!!よく曲がります。ただキャンバーを変更したにも関わらずリヤが負けていて運転をミスると若干砕ける感じですね。それでもタイムは12.580と前回から大幅にアップ!!!!うれしー!

リヤがもうちょっとがんばってくれればもう少し握れると思い、手立てを考えることにしました。

フロントのダンパーを一段立てて気持ちリヤに荷重がいきやすくなるかな~?とテストしたらこれは失敗。初期反応が良くなったものの砕ける感じは収まらず…

しかも曲がりが犠牲になったのかタイムも12.800とダウン。

そこで元に戻しリヤのアッパーアームのバルク側のスパーサーを0.5ミリかさ上げ。

ロールをさらに制御してみました。

するとリヤが頑張ってくれて、砕ける感じが収まり握れます!!自分でもびっくりする12.328が出ました!!

 

AOCチャンピオンに教しえていただいたロールセンターの変更、サスアームがロールせずにタイヤを押し出す方向のセッティングが実に動かしやすいです。

BD8で同じようなセッティングをしている人はこれまであまりみかけなかったのですが、これが自分にあったセッティングということなのでしょうか??

考察してみると、子供の頃1~2年サーキット走行を楽しんだことがあり、その時は走らせていたのがDDカー。三つ子の魂百までと言いますし、もしかしたらその時の感覚がずっと残っていて、積極的にロールさせない方向のセッティングが、その感覚に近づいたという可能性があります。

ただこのセッティングはタイヤにかかる負担が大きく、後半目に見えてタイムが落ちます。決勝などで5分以上あるレースだとなかなか厳しいでしょう。

手にあったセッティングのこと、タイヤマネージメントも含めさらに研究の余地ありです。