先日ZENサーキットに練習に行ってまいりました。
今回タイヤコンパウンド変更によるグリップの問題を解決すべくセッティングを変更いたしました。
グリップの問題とは、コンパウンドを柔らかくしたところ喰い過ぎてしまっているのかマシンの動きが重くなってしまったことです。
マシンがが転がらずコーナーで止まってしまいます。
実はこれまでマシンが喰い過ぎているということがよく分からなかったんです。
11月初旬の練習で40タイヤを履いて練習したところ、偶然条件が重なったのか、はたまたまぐれかタイムが一気に上がりました。
その時のマシンの感覚が非常に軽やかだったのが脳裏に焼き付いてあの状態にしないと僕のスキルだとタイムがだせないということに気づきました。それ以来軽さを追求していたわけとなります。
僕のけっして多くはないセッティングの引き出しの一段目には「軽くするためにリバウンドを減らす」がありましたので試したところ…
的中!!!見事軽くなりました。これであの日の感覚に近い状態になりました。
具体的にはドルーブの値をサスピン中央でF9.0→F9.5 R8.0→R8.5に変更。これでもリヤのグリップは十分に確保できています。
しかし、フロントは少々頭が入りにくくなってしまったのでリヤのキャンバーを2.0から1.5に変更。バランスを取りながら曲げるにはフロントのキャンバーを増やすよりもリヤを減らした方がいいのではないかと思い実行。
するとこれも当たり!!いい感じで曲がってくれるようになりました!!そしてこれまでの自己ベストを上回る12.186をマーク。
セッティングに関してもこれまで迷宮を彷徨い、だいぶ回り道をしてきた感じがありますが、意外とシンプルなほうが良いのかもしれません。
スタワン時代にお世話になった上級者の方の言っていた「車高とキャンバーで大抵はなんとかなる。下手にいじると迷宮に陥る」という言葉。
その言葉のニュアンス…今なら実感をもって理解できます。
PHOTO by ZENサーキットオーナーさん
いつもありがとうございます!!