RTC(リヤトーコントロール)をはじめて目にしたのはヨコモのBDシリーズでだいぶ前のことになります。
当時、上手な方々がこのRTCは扱いが中々大変ということをおっしゃっていて自分にはとても無理だと喰わず嫌いをしていた経緯があります。
しかし、タミヤのミドルクラスにデフォルトでRTCが搭載されたとあってこれはもう安心して取り組んでよいのではないかと。
また、ロアデッキ側のタイロッドのピロボールのスペーサー量によってはコーナーリング中のトー角の変化を起こすことなくすることも可能ということを今回はじめて知りました。
これには別のメリットもあるように思います。
それはセットアップツールを用いればリヤのトー角をきっちり合わせることができるということ。
これまではサスマウントの組み合わせによってトー角の値を調整してまいりました。
しかしある時、サーキットで上級者の方がリヤのトー角を計測していらして何でかな?と思いお話を伺ったところ、サスマウントの組み合わせによるトー角と実際のそれでは誤差が出ることがあるとおっしゃっていました。
僕はあまり気にしていませんでしたが速いタイムを出す方はそこまでしていたという思い出があります。
当時、その上級者の方がどのようにしてこの誤差を解消していたかは覚えておりませんが、このTA08の変化量ゼロに設定したRTCならそれも容易に可能になるというわけです。
ちなみレディオガガさんの動画でこのロアデッキ側のタイロッドのピロボール、デフォルトだと5×5mmのものになりますがクラッシュ等で壊れやすくロアデッキを貫通させて5×8mmのものに変えると良いとのTIPSを紹介されていましたので早速やってみました。
はじめてのRTCがどのような感じになるか楽しみです。