エキスパートユーザーの皆さんには周知の事だと思いますがサスアームの動きはとても大切。
マシンが良く走らずエキスパートの方に見てもらうと十中八九まずサスアームの動きをチェックされます。その良し悪しは実際に見てもらった方がいいと思いますのでこちらの動画をご覧ください。
この動画のようにサスアームを万歳させた状態で手を離すと自重でストンと落ちる感じが好ましいと思います。
悪い例のように落ちない場合サスピンに通しているシムやスペーサーのミリ数を減らしたりするのですが、新品組み立て時、マニュアル通りのスペーサー量で動きが渋い場合ほんの少しサスアームを削るという場合もあります。削りすぎるとガタになるのでここは慎重にいたしたいところです。
サスアームの前後のガタに関しては無い方が僕は好きですが多少あっても左右で同じ量だけなら問題ないという話も聞いたことがあります。
話は戻ってサスアームの動きが渋い場合、削る前にサスマウントの取り付け角度をチェックすることもお勧めいたします。
樹脂でもカーボンでもロアデッキのビス取付用の穴は多少大きめに開けられていますので取り付け方により微妙に位置や角度が変わります。
そのことが原因でサスアームの動きが渋くなる場合がありますので要チェックです。
実際にサスマウントを取りつける際、赤矢印のようにビスを閉め込んでいくとサスマウント自体が黄色の方向に傾きます。ですのでサスマウントに青方向に力をかけて押さえながらビスを閉めるとまっすぐ取り付けやすいかと思います。
セッティングする前にまず正しく組み立てられているかが大事と僕自身も散々言われてきたことですのでよかったら今一度このサスアームチェックしてみて下さい♪