前後のグリップバランスという感覚が芽生えてきました

 

先日久々に訪れたスタワン。ZENサーキットで復調しつつあったBD8を走らせました!

セッティングはとりあえずスプリングのみ変更で、ヨコモショート用ピンクからRP-075 ヨコモ Racing Performer Ultra ショックスプリング プログレッシブ2.6〜2.8にリヤを同じくヨコモピンクからヨコモ RPウルトラ2.6に変更してコースイン。すると…

初期の反応が強く、気を抜くとリヤが抜ける感じでとても運転しづらい感じでした。

ここでいつもならばまずリヤのすべりをどうにかすべくリヤグリップの確保という感じでしたが、この日はとりあえずフロントのグリップを落としてから考えようという、いつもと違ったセッティングをいたしました。

具体的にはフロントキャンバーを少し立てた1.5度にしてグリップ剤を全塗から内側半塗り。これで再度コースイン!

 

これが的中して久々に決まったという仕上がりになりました!!

この日の目標は10秒台に入れることでしたが、ベストタイムは目標を大幅に上回る10.580!!!きたきたー!!スタワン自己ベストタイムに近づいてきました。

 

大きな要因としては前回ZENサーキットで曲がりが足りないことに気づいたことです。

BD8は元々はよく曲がるように設計されていたのですが、スタワン等のハイグリップ路面では曲がりが唐突になることもしばしばありました。

曲がりが唐突になればリヤがそれについていけず、破綻し、滑るという悪循環。

それを抑えようと色々セッティングしていたのですが、知らず知らずに、本来の持ち味である曲がりが犠牲になってしまったいたようです。

スタワンのAOCチャンピオンの常連さんに教えていただいた別方向でのアプローチ、アッパーアームの高さと角度によるロール制御によって横方向が粘るようになったので、また思いっきり曲がられるようになりました。

曲げられれば、スタワンでも13.5Tのフルブーストの速度域でもほとんどブレーキを使わずコーナーをクリアできるため良いタイムが出たのだと思います。

やっとここまでたどり着けましたが、BD8長かった…
その分喜びも大きい!!

グリップに関しては前後バランスがとても大事なのでは!?ないかと感じています。リヤが薄いからといってリヤだけ上げようとするとバランスが崩れるのか、うまくいかなかったことが多いです。

前後のバランスを整えてから、全体的なグリップを上げていく方法のが良いような気がしていますのでさらに研究していきたいと思います。