フロントの足回りを組んでいきます。まずはアップライトのチェック。
こちらも本来は新品交換したいところですが、中古でがんばります。とはいえ下側のビスの穴が広がっているともう施しようがありません。走行中に段付きビスがはずれてしまうので新品交換になりますが、僕のは…まあよし。
続きましてフロントアップライトで使われていた1060薄型ベアリング。見事に四本ともゴリゴリでこれは新品交換です。
今回はスタワンのショップで買ったノーブランドのベアリングを使用します。
スタワンのベアリングを使うので、今回はスタワンで売られているスペシャルベアリングオイルを一滴たらして馴染ませます。
アップライトとシャフトのガタをとるためこの場所にもシムを挟みます。今回は0.3mmを入れました。
ハブは3.5mmのものを使用。ここを薄くするとBD8特有の急激な曲がりが抑えられ運転がしやすくなると教わりました。サスマウント幅を広げるのと合わせ技で完璧なはずです。
尚、このハブはとても薄く、通常シャフトに固定する極小ビスがありません。作業中もホイールナットでの固定は必須です。
アウターサスピンも交換いたします。サスピンにはワコーズ フッソオイル105を塗っています。このオイルはM05等のような駆動ギヤボックス内のギヤにも塗ることができグリスのように汚れないので重宝しております。
フロントのダイレクトカップが削れていたのでここも新品交換です。BD8用のプロテクター付きのカップは削れることないのですがクラッシュ等の際によく割れるので、僕は交換の手間を省くため BD7用のドライブカップを使っています。
このカップはスチール製で錆がでやすいので、これもWD-40に漬けおきしてから使います。